チェリスト渡辺靖子のブログ
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レシタティーヴォは生きている
オケで楽しく弾いていたところ、急にレシタティーヴォの通奏低音を担当することに・・・。2年前の上森さんの妙技に圧倒されていただけに、プレッシャーを感じつつ、演出稽古の現場に行って来ました。ロベルタさんの代わりに急遽来日したヴェネチア・フェニーチェ歌劇場のシルヴァーノさんとご対面。冗談好きな彼はオペラに対する情熱にあふれていて、厳しい指導をしたと思ったら、上手くいった場面では満面のスマイルをみせる、チャーミングなお方。レシタティーヴォの部分は細かいカットも多く、つなぎの和声を整えたり、即興でつなげたり、まさに職人技です。今日、私は言葉を追っかけるので精一杯でした。またみなさんペラペラと早口で・・。ビートのある音楽に慣れている私には緊張の連続です。イタリア語の自然なリズムに音程がついている、いわゆる会話なので、歌手の方のしゃべり方も毎回変わって、まるで生き物のようです。「ここは命令を下すように!」、と言われていたカデンツァも、次の回には「泣いているように・・」に変わるので、これは毎回雰囲気の変化を察しながら行くしかないねということになりました。大変だけど、とても良い経験をさせてもらっています。
Posted by : cocoaforest | - | 18:02 | comments(0) | trackbacks(0)
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